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左図のように、モジュラージャックに
配線されている電線が平型2芯屋内線
(インターホン等で使用されている電線)
を使用しますと、ADSL回線は高い周波
数を使用しているため、ノイズ等の影響
を受けやすく回線速度の低下にもなる
場合があります。 |
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埋め込み型モジュラージャック |
露出型モジュラージャック |
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4芯ケーブルに配線をお薦めいたします。 |
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埋め込み型モジュラージャック |
露出型モジュラージャック |
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上図のように、4芯ケーブルは2本づつ
ペア線としてねじっているため、ノイズ
等干渉されにくい。 |
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もちろん、保安器からシールド線のケーブルを使用すれば良いのですが、価格が非常に高いので、ケーブルで
十分対応できます。(特殊な場所、例えば高周波・サイリスター等ノイズの発生する工場等を除いては。) |
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3,モジュラージャックからスプリッタ・モデムまでのノイズ対策は?!!
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配線のご説明する前に、スプリッタとはどんなものなのか?をちょっと触れて見たいと思います。 |
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< スプリッタの機能 > |
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左図はフレッツADSLを利用した場合に使用するスプリ
ッタの外観図です。スプリッタには、LINE・PHONE・
MODEMの3つの接続モジュラーがあります。この3つの
ご説明は、左図の表記の通りであります。
このように、スプリッタは電話機の音声信号とモデ
ム(パソコンの送受信データ)のデータ信号とを1本の
同一回線に合成・分離する機能をもつ装置であります。
また、このスプリッタを取り付ける場合は、利用するADSL
回線の規格に適合した装置を使用設置してください。
最近は、スプリッタ装置内にノイズをカットするフィルター
内蔵タイプも出ております。左図のスプリッタは、フィルター
内蔵型です。
適合しないスプリッタを設置した場合は、モデムからの
データ信号が、PHONEモジュラーへ流れてしまい、電話機
の音声に対して、ノイズ(雑音)として混入してしまいます。 |
以上で、スプリッタに関してどんなものか、そしてどのような機能を持っているのか、ということが、ご理解して頂いた
ことと思います。 さて、本題ですがスプリッタの設置位置についてご説明したいと思います。 |
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< スプリッタの設置位置とモデム > スプリッタはモデムの近くに設置
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先にもご説明したように、スプリッタは同一の1本の回線に音声信号とデータ信号を合成・分離する機能を持った装置
であるため、ノイズ等の影響を少なくするようモデムの側に設置し、モデムとの接続ケーブル(2芯モジュラーケーブル)
を極力短めにすることが一般的であります。また、スプリッタ装置内にノイズをカットするフィルター内蔵タイプも最近で
は商品として出ております。一方、壁埋め込み・露出モジュラージャックからの距離が長い場合は、そのモジュラージャ
ックから4芯ケーブルでモデムの設置場所まで配線を延長させ、露出型モジュラーローゼットを取付て、スプリッタとモデ
ムとを接続する方法を推奨いたします。 |
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4, モデムからルータまでの配線はどうか ? !! モデム・ルータ等は近くに設置した方が良い。
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上図は、フレッツADSL用のモデム後部の外観図ですが、このモデムからルータ・パソコンまでの配線はLANケーブル
で配線しますので、通常このケーブルの標準の長さは、約2m位ですので問題はありません。(もともとこのケーブルは
カテゴリ5以上のケーブルを通常使用しますので。)一般的には、モデム・スプリッタ・ルータ等の機器は、同じ場所に
近接して設置しますので(保守性の面から)ケーブル自体の長さも必然的に短くて済みます。
また、ADSL回線モジュラー端子については、2芯モジュラーケーブルを使用しますので、ノイズ等の影響を少なくする
ためにも、スプリッタMODEMモジュラー端子との接続長さは、短く接続した方が好ましいです。 |
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以上が保安器から宅内の壁埋め込み・露出型モジュラージャック、そしてスプリッタ・モデム・ルータまでの配線上の
推奨すべき事柄で、インターネットを快適に運用して頂くためのご説明です。 |
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これ等のことを配線系統的にポイントを下記のようにまとめて見ました。 |
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< ノイズ対策用部材 > |
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その他、ADSL回線のノイズ対策として下記のような部材を使用して、スプリッタのMODEM端子と
モデムのADSL回線入力端子とを接続すれば、さらに強化されますので、併せてご紹介しておきます。 |
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